2026年度始動!! Department of
Global Studies
グローバル・スタディーズ学科

新学科START

本学のスローガン「地域に生き、世界に伸びる」をより一層進めるため、2026年度から、文学部英語英米文学科はグローバル・スタディーズ学科として新たにスタートします(届出準備中)。新学科では、高度な英語運用能力とGlobal Competence※を身に付けた人材の育成を目指します。

※グローバル社会において、多様な価値観や文化の中で他者と協働し、より良い社会の実現に貢献する力

グローバル・スタディーズ学科の特色

  • 高度な英語運用能力を用いてコミュニケーションを取り、将来の職業における業務や様々な社会活動を円滑に遂行できる能力を育成
  • 多様な価値観や文化の中で他者と協働し、より良い社会の実現に貢献する力を身に付けることができる科目を新設
  • 国際交流や海外研修・留学、海外インターンシップなど、「高度な英語運用能力」と「Global Competence」の実践の場を用意

高度な英語運用能力と Global Competence を身に付ける!

英語のみで行う
授業科目を多数設置

卒業時まで徹底した
英語運用能力の育成

1年次から4年次まで継続する「English for Global Communication」科目で、英語での様々な活動を行うための基盤作り

グローバル化への対応力の養成

異なる背景をもつ人々の考え、文化、歴史、社会に関わる世界の諸問題を英語で考え、議論、発信していく能力を育成する科目を配置

英語を使う
実践の場を用意

海外での実践的学び

1年次に必修のオンライン留学「Summer English Program」をはじめ、協定校への短期研修・交換留学等での学びや本学独自の「もやいすとグローバル育成プログラム」における課題解決型研修、海外インターンシップ等の実践活動を体験

活発な国際交流活動

海外との様々な国際交流活動を実施し、異なる背景を持つ他者との協働により互いの理解を深め、物事を多角的な視点から考えられる能力を育成

英語力強化に力を入れます!

  • 学科の専門科目の約7割を英語のみで授業を行います。
  • 1年次に必修のオンライン留学プログラムの Summer English Program(9月)で集中的に英語力の土台を作り、2年生からは本格的に英語で専門科目を学修します。
  • TOEIC®を毎年受験して、英語力の伸びを測定します。
  • 学生一人一人のスコア管理で教員によるきめ細かな指導を行います。
グローバル・スタディーズ学科での4年間
  • ※ピンク:English Communication 科目群 
    ブルー:Global Studies 科目群
  • ※TOEIC® 730点: どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている。
    (一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会作成「TOEIC®スコアとコミュニケーション能力レベルとの相関表」より)
  • ※カリキュラム等は現時点での予定であり、変更することがあります。

English Communication科目群

English for Global
Communication

専門的な内容を英語で思考、表現できるように、ディスカッション、プレゼンテーションを通じて「使える」英語力を養います。

English for Critical
Thinking

グローバル社会で今後ますます必要となる批判的思考能力と、課題発見・解決能力を養います。

Global Studies 科目群

Global Media

グローバル社会におけるマスメディアやソーシャルメディアの役割と諸問題、文化に与える影響を学びます。またメディアリテラシーを身に付け、英語で発信する能力を育成します。

Seminar for Global
Studies

世界の諸問題を把握し、課題解決に向けて協働して取り組むためのGlobal Competenceを養います。

育成する人材像

  • 英語の運用能力、英語を媒体としたコミュニケーションに秀で、英語を用いて業務を遂行できる人材
  • 国外の多様な文化、慣習、歴史、思想について広範囲な知識を有し、それらについて英語による情報を入手し、その内容を英語で説明し、 考察と議論ができる人材
  • 日本の教育機関において、グローバル人材を育成し、これからの英語教育をリードできる人材

    (取得可能な資格:中学校、高等学校教諭一種免許状(英語))

高度な英語運用能力とGlobal Competence の実践の場

交換留学

単位互換及び授業料相互不徴収を内容とした留学制度を利用して、本学に在学したまま祥明大學校(韓国)には10ヶ月間、モンタナ州立大学ビリングス校(アメリカ)には9ヶ月間の留学ができます。
グローバル・スタディーズ学科では「Studying Abroad」という選択必修科目を設定しています。
協定校であるモンタナ州立大学ビリングス校への留学、そしてSAF (Study Abroad Foundation) のプログラム参加による留学については、その内容により最大4単位まで同科目の単位認定を行います。(詳しくはシラバス参照。オンライン留学も含みます。)

【熊本県立大学】交換留学(モンタナ州立大学ビリングス校)紹介動画

もやいすとグローバル育成プログラム

本学独自の「もやいすとグローバル育成プログラム」における課題解決型研修や海外インターンシップ等の実践活動

阿蘇でのフィールドトリップ(大観峰にて)

「もやいすとグローバル育成プログラム」とは

グローバルな視点を持ち、地域課題に柔軟に対応できる能力を養う全学のプログラムです。

詳しくはこちら

Intensive English

英語運用能力を高めることを目的に、英語漬け環境で短期集中的に英語を学ぶ、全学のプログラム「Intensive English」(夏季英語合宿)。講義やディスカッションだけでなく、留学生と一緒に行うゲームやパフォーマンスなどで異文化理解を深めます。

Intensive Englishの授業風景(熊本県立大学にて)
Intensive Englishの活動風景(熊本県立あしきた青少年の家にて)

学内での国際交流も多数実施

With 香港理工大

2023年7月に、英語英米文学科の留学サポート団体Globally Talk!のメンバーが中心となって、香港理工大学の学生と交流イベントを開催しました。Globally Talk! のメンバーからぜひ日本文化のおにぎり作りを体験してもらいたいという声があり、実現に向けて動きました。

英語英米文学科と香港理工大の皆さんのおにぎり作り体験(熊本県立大学にて)
英語英米文学科と香港理工大の皆さん(熊本県立大学にて)

留学生と阿蘇ツアー

2023年11月に、留学生に日本及び熊本の地理や文化について学んでもらうことと、日本人学生の英語力向上のため、留学生(モンタナ州立大学ビリングスからの交換留学生、インドネシア・ガーナからの水銀研究留学生)4名、日本人学生で阿蘇ツアーを開催し交流を深めました。

英語英米文学科の学生と留学生(阿蘇市阿蘇駅前にあるウソップの銅像の前にて)
英語英米文学科の学生と留学生(熊本地震震災ミュージアムKIOKUにて)

With 台湾彰化 YMCA

2024年2月に英語英米文学科の学生と台湾彰化 YMCA の学生(大学生11名と高校生1名)の英語による交流イベントを開催しました。
台湾の学生は阿蘇での復興支援のボランティアツーリズムに参加の目的で来熊しました。

台湾彰化 YMCAと英語英米文学科の学生(熊本県立大学にて)
台湾彰化 YMCAと英語英米文学科の学生(熊本県立大学にて)

With World Campus

World Campus は世界各国の若者が日本各地でホームステイや交流を行う団体です。2024年6月に開催された際には、ノルウェー、オーストラリア、アメリカ、フィンランド、スウェーデンから13名が訪問しました。本学への交換留学生も交え国際色豊かなイベントとなりました。

World Campus の皆さんとのイベント(熊本県立大学にて)
World Campus の皆さんとのイベント(熊本県立大学にて)

グローバル・スタディーズ学科の教員は私たちです!(教員一覧)

教授原 紘子

HARA Hiroko

英語・異文化コミュニケーション

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写真:原 紘子

I have been putting myself in global settings (the United States, Canada, and Cambodia) and practicing global citizenship through my study, teaching, and research. I hope to explore various types of communication across and between cultures together with you.

教授石井 佳世

ISHII Kayo

教育心理学
臨床心理学

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写真:石井 佳世

学生の皆さんの「興味」や「疑問」、「好奇心」を授業やゼミでのコミュニケーションを通して育て、心理学的手法を用いて検討するおもしろさを一緒に実感していけたらうれしいです。

准教授萱嶋 崇

KAYASHIMA Takashi

言語学

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写真:萱嶋 崇

英語学という学問を通して、理論的に物事を考え、自分の考えを理路整然と他者に伝えられるようになって頂きたいと考えています。

教授レイヴィン
リチャード

Richard S. LAVIN

応用言語学
コンピュータ支援言語教育

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写真:レイヴィン・リチャード

I come from the UK and have always loved learning languages. I have learned many European and Asian languages to various levels. My recent research has focused on language learning in middle age and later. Thus, in my seminars and lectures, I help students to think about language learning from learning, teaching, and research points of view. I hope that students who join our department will learn to use English (and hopefully other languages) to accomplish many things, both in and out of class, and will enjoy a bright future.

教授村尾 治彦

MURAO Haruhiko

認知言語学

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写真:村尾 治彦

What is language? Probably, you don't know. Actually, neither do I. Let's ponder the mystery together.

准教授難波 美和子

NAMBA Miwako

比較文学

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写真:難波 美和子

英語の文学はイギリスやアメリカだけのものではありません。カナダやオーストラリアはもちろん、英語を日常語としない地域でも英語の文学が生まれています。私はインドとイギリスの文学の関係性に関心を持っていますが、最近はインドの現代英語文学に注目しています。インドの英語文学もイギリスやアメリカなどほかの英語圏の文学との関係やインドの歴史・文化の背景を学びながら読むと一層面白さが発見できます。

教授西本 陽一

NISHIMOTO Yoichi

文化人類学

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写真:西本 陽一

フィールドワークによる異文化への理解を通して、自分たちの文化や社会を新しい角度から見直してみましょう。

教授武上 富美

TAKEGAMI Fumi

英語教育

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写真:武上 富美

I believe learning language communicatively will enrich your life. Please enjoy your journey with us!

准教授田中 和也

TANAKA Kazuya

英語文学

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写真:田中 和也

海外の学会では、英語のなまりの多様性に驚かされたりとまどわされたりします。それでもお互いに通じるのは、相手の話を聞きたい・相手に気持ちと考えを届けたいという、熱意があるからだと思います。けれども、それらコミュニケーションが成り立つのも、文法や単語という、意思疎通の「交通ルール」をお互いに守っているからです。それら「ルール」を守りつつ、言葉の「行間」を理解するためのコミュニケーション力を、ぜひこの学科で身につけてほしいと願っています。

准教授吉田 希依

YOSHIDA Kei

英語文学

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写真:吉田 希依

作品を読むとは、自分と異なる文化、歴史、思想、感情を持った人々との出会いです。一緒に素敵な体験をしましょう。

准教授リカード ジョシュア

Joshua RICKARD

文化人類学

写真:

As an anthropologist I look forward to introducing students to different cultures and communities, both inside and outside of the classroom. Let's share our ideas about society and learn from each other.